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久々にブログの更新です。

今回は、タイミングベルト交換!
整備記録によれば、5年前の2010年、約65,000kmで交換されているので、それから55,000km走破したことになります。
正直に言ってやりたく無かったけど、やばそうな音がし出しちゃったので、泣く泣く工賃節約のために重い腰をあげました。
では、スタート〜 


まず、情報収集したところ、カングーのクランクプーリーには固定キーも合いマークも無いので、一旦バラしてしまうとカムとのタイミングが合わなくなってしまうと言う、とんでも無い構造であることが判明。
で、それを回避するためにSSTが必要ということで、まずはそれの入手、、、じゃなくて制作から始めました(汗)。

ひとつめのSSTはカムシャフトを固定するもので、カムシャフトのエンドに切ってある溝に填るような形にします。

これがカムシャフトの溝で、クランクを回して横一文字の位置に合わせます(1番ピストン上死点?)。
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ちなみにこの位置出し、、自分は反対側の下にもぐってクランクを回すので、この角度からは絶対に見られません!から、少なくともこの時点で相棒が必要です。
僕は嫁をなだめすかして手伝ってもらいました(^^;

で、実測して、、、廃材を物色して、、、溶接して完成!
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こんな風に填めてボルトで固定します。溶接のいい加減さは、目をつぶって下さい(汗)
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二つ目は、クランクの回転防止ツールです。
これは、エンジンブロックの前側に開けてある穴(もちろん普段はメクラボルトで塞いであります)に取り付けて、クランクが回転しないようにするモノです。
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インマニの下、オイルレベルゲージの横にありますが、使ってあるメクラボルトがE型トルクスの16というサイズの珍しいボルトです(涙。

で、ここに長いボルトを入れれば良いと思っていたんだけど、、、なぜか雌ネジが奥まで切って無くて単純な長いボルトじゃダメ!
ということで、これも実測したんですが、この時にラジエターファンが邪魔になったので、これも撤去。
上の二本のボルトを外して下のは少し緩めれば、スポッと上に抜くことが出来ます。

で、削り出し〜の、、、
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完成!
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こんなことで一日掛かってしまいました(笑)
ちなみにこのSSTセットは12,000円くらいで手に入るので、買った方が、、、いや、それを言い出したら作業そのものをプロにお任せした方が良いです!と言うか、無茶苦茶大変な交換作業なので、結論から言えば、ぜひそうした方が無難です。

と言っても僕はスタートしてしまったので、毎度のように一人噴火しながら進めますw

今回購入したのは、これだけの部品とエンジンオイル、ラジエター液です。
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アクセサリーベルト類は、1年半前に換えたばかりなので節約のために再利用です。。。
異音の原因がそっちだったら泣けるけど、、

で、作業を始めようとジャッキアップしてみたら、、、びっくり!
アクセサリーベルトがクランクプーリーの山ひとつずれて外れそうになってるではありませんか!!
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原因は、、、心当たりがあります。
実は、アクセサリーベルト交換の半年後にオルタネータープーリーも交換したんですが、その時にテンショナーのテンションをうまく戻せずに、無理矢理張ったもんだから、、、かな(汗)
とにかく、外れる前に気付けて良かったです〜

あ、この写真で分かるようにオイルパンからオイルのにじみがあるんですが、今回は見て見ぬふりです。
20万キロを走破したら直そう、、、


では、あらためて作業スタート。
いろいろあって、結局ここまでバラしましたが、これでも隙間は最小限。。。
史上稀に見る整備性の悪さです!!(怒
そしてFFではありがちな、カムカバーがエンジンマウントを兼ねるという構造のため、エンジンクレーンでエンジンを持ち上げておきます。
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まあ、いつもの如くエンジンを下ろすこと前提なんでしょうね、あちらの人達は( -_-)

で、まずはアクセサリーベルト類を外して、次にクランクを回す準備としてプラグを抜いておきます。
こうしないといちいち圧縮が掛かって大変なんです。
全部同じ部品だけど、事なかれ主義の僕は順番が変わらないように並べておき、エンジン側にはゴミが入らないようにプラグホールにウェスなどを突っ込んでおきます。
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次にカムシャフトエンドが見えるように、エンドキャップを外します。
が、当然のように圧入してあって綺麗に取りようが無いので、真ん中の柔らかい部分(ゴムのみ)に切り入れてメリッと剥がします。そのため、この部品も必ず用意した方が良いでしょう(今回は、キットに入っていました)
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そしたら下に回ってクランクプーリーを正回転させて、カムシャフトエンドの溝が一文字になる位置にして、先のSSTをそれぞれセットします。

そして意味は無い、、、とは言え、やっぱり不安なのでマーキング。
前の人がやったものが残っていたので、それに習いました。
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そしてどんどん外して行きますが、とにかく狭い!!
上下のカバーを外すだけで、擦り傷だらけ。。。
エンジンをエンジンクレーンで10cmくらい 上げ下げしながらの作業で、ひとりでやるとホント大変です。
 
こちらがキーが無いクランクシャフトプーリー。
クランク軸にキー溝はあるのにね、、部品の共有化という意味では有効なんでしょう(苦笑
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そしてクランクプーリーも交換しました。
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正直なところ全然大丈夫そうだったけど、このプーリーも間にゴムが入っている構造のため、最悪の場合ゴムの劣化でバラバラになるという事例も出ているので、念のために交換しました。
ボルトも付属の新品にします。

で〜!ここで大きな問題に直面!!
なんと、、、、
タイミングベルトのローラーベアリングのネジが固着して外れず、、、
結果ネジ山をなめてしまいました。
メガネレンチがひん曲がる固着力(涙
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ちなみにここ、、、なぜかトルクスのT型。
せめてE型か、普通の六角ボルトにしておけよ!!!!とぶち切れながら頭を抱えて〜
あれこれ試すもビクともせず。。。

最終手段、、、、昔取った杵柄というワケで、ドリリング開始!
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下に通っているパワステホースをキズ付けないように気を付けながら、頭をガリガリに削り〜
取っ掛かりが出来たところで、タガネを当ててトンカチでトントンと叩きながら回して外しました。

これも正面から作業出来ればずっと楽、、、と言うか、最悪エンジンを下ろすつもりで始めたんですが、何とか吊ったままで完了。
幸いサビて固着していたワケではないので、途中からは素直に回ってくれました。

そして外してみると、、、グリス感ゼロ!
前回のタイベル交換でも取れなかったんでしょうね〜、カラカラ回りで、多分初めての交換です。
僕も一瞬、、このままで良いかっ?って思ったけど、さすがに12万キロ以上の負担は辛かったでしょうから、無理をしてでも換えておいて正解でしょう。

ちなみにこのT型トルクスボルトは、何の変哲もない約60mmのボルト形状なので、ホームセンターでステンレス製60mm長の六角ボルトを買ってきて代用しました。
こっちの方がずっと使いやすいし、トルク測定もまともに出来て良いことづくし。
本当に、なぜここにT型トルクスボルトを使う必要があったのか、、、きっと社内規定とかの理由でしょうね。

そしてウォーターポンプも交換しておきます。
この頃のルノー車って、経費節減のためかウォーターポンプなどにガスケットを使わず、液状パッキンと部品の面当たりで行ける!!と言う設計でしたが、結局交換用パーツにはガスケットが入ることになりました。
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ところが、こちらもちょうど5年前の同整備で交換になってますが、なぜか新車時と同じ液状パッキン仕様。
虚偽記載とは思わないけど、漏れなくて良かったです(^^;
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ちなみに状態はと言うと、シャフトから少しだけ漏れ始めていたので、こちらも換えておいて良かったです。
ただ、、、今回僕は資金不足により社外品を購入したんですが、付属のガスケットが純正品は金属ガスケットのようですけど、社外品は紙ガスケット。
そして回転羽根が純正品はステンレス製なんですが、社外品は鉄製メッキ仕様となっています。
今時のメッキは丈夫だと思うんですが、昔はここが腐食して、ひどいモノだと錆びて羽根がほとんど無くなってしまい、その結果オーバーヒートに陥るケースもあったので、多少の差額であれば純正品をお勧めします。


そして折り返し作業に入ります。
まずは、ウオポン取り付け面に残ってる液状ガスケットの残骸を綺麗に取り除いて、オイルストーンで面出しをしておきます。
ウォーターポンプは、紙ガスケットを使って整備書の指示通り順にボルトを締めていきます。
前のエスパスの時にも書いたんですが、「面で効果的に押さえる」 ために細いボルトを多く使う方式が採用されていて、ウオポンだけで7本も!面倒です(笑)

その後、タイベル一式を取り付けますが、テンショナーの可動範囲が狭いのでテンションが掛かって無くてもベルトに余裕が無くて填めるのは大変です。
もうちょっと余裕を持たせてくれれば良いのにね〜

ところでテンショナーの取り付け方法もちょっと面倒です。
これは擬似的な写真になりますが、ベルトもセットした後、六角レンチを使ってカムを回すと、△印が一緒に動くので、この位置、、向こう側にある凹形状パーツ右端の切り欠きに頂点が来るように合わせて、仮止め(0.7daN.m)します。
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その後、クランクを二回転させた後に、六角レンチで同位置を維持したままナットを緩めて、△頂点が左では無く、右方面にあるかチェックした後に本締めします(2.7daN.m)。
もしこの時、△頂点が左に行っている場合は、再調整しろと書いてあります、、、と思います(汗)

そして何とか組み上がり。
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某参考サイトには、タイベル交換時にはパワステホースも外すとありましたが、確かに邪魔です。
パワステフルードの入れ替えが必要になるけど、ここを外せば結構楽にはなりますね。

そしてこの状態で、何度か手でクランクを回してみます。
もしカムシャフトとクランクのタイミングがずれて、ピストンとバルブが当たるような状態であれば、この時にわかります。
もちろんテンションの調整不備などで、回転数が上がったときにタイベルがずれて壊れることはあると思うけど、クランキングで、、、と言うのは、これで防げるはずです。


そして想定外でしたが、プラグへつながるコードのプラカバーが熱劣化のためにぼろぼろだったので、市販品で再生。
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最後に古くなったエアフィルターを交換。
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やっと完成です。
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はやる気持ちを抑えながら、オイルとラジエター液を入れてエンジンスタート!
キュルキュル、、ブロ〜ンと、とりあえずは無事に掛かりました(^^)/

その後、ラジエターファンが回るまでアイドリングを続けると、サーモスタットが働いてラジエタータンク中のラジエター液が見る見る減っていくので、Maxになるまで継ぎ足して終了〜
試走後も何も漏れてないので、たぶん大丈夫でしょう。

毎度毎度一筋縄ではいかないけど、何とか今回も無事に作業が出来ました。
ありがたやありがたや〜

でも、重ねてになりますが、この作業はプロに任せた方が無難、、、と言うか、得!!だと思います。
こんな大変な作業を数万円でやってくれる、、、やっぱりプロは凄い!尊敬します(^^

もたもたしてすみません。
クラッチ交換の続きです。

クラッチカバーのボルトを外して、カバーとクラッチ板を取り外します。
奥のフライホイールに比べれば軽いモノですけど、それでも落とすとケガをする程度の重さはあるので、取り外し時には気をつけた方が良いパーツです。

そして新旧クラッチカバーを並べて比べると、古い方が低い(薄い)、、、と言うことは、爪の出幅が少なくなっているんですね。
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モノによっては、爪が折れていたり、逆に立ってしまったりしてるのもあるそうなので、それに比べれば比較的状態は良いのかもしれませんが、クラッチの切れは確実に悪くなっているし、唐突につながる原因だったのかな?

もうひとつ気になったのが、接地面の荒れ方。
フライホイール側も何となく嫌な感じです。
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拭き取っても綺麗にならず、少しムラムラと焼けたような印象なので、クラッチ板のダストとかが一緒に回っていたのかもしれません。

そしてこちらが新旧クラッチ板の比較です。
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左側が古いクラッチ板ですけど、もう溝も無くなりはじめて、限界かなと思います。
写真を取り忘れたんですが、逆側はもっとひどくて、ほとんど溝が無い状態。
運転方法や使われ方にもよるけど、10.5万キロで寿命でしたね。


と言うわけで、ここから折り返しです。
これからは、新しい部品を付けていく楽しい作業!のハズですが、、

付属の芯出し棒を使って、クラッチ板とクラッチカバーを取り付けます。
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ボルトを締めていくと、古い方と違ってしっかりとした反発力が伝わってきて良い感じ!
切れも繋がりも良くなると思うと、顔がにやけます(^~^)/

そして、レリーズベアリングの交換。
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特に目立った痛みは無かったけど、実は新しいモノとは形がかなり違っていて、少々不安でした。
でも、使ってみたら全然問題無かったです。
シャフトを掃除して、付属のグリスもちゃんと塗って、ここの動きもずっと良くなるハズ。


そしてドッキング〜
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と、あっという間に元に戻ってますけど、、、
ここまで来るには、
ミッションケースを取り付けて〜
マウントを取り付けて〜
スターターモーターを取り付けて〜
ステアリングラックを取り付けて〜
その他もろもろのパイプや配線、カプラーを取り付けて〜
サブフレームを取り付けて、、、
ドライブシャフトや足回りを戻してと、せっせと半日作業。またまた腰が痛くなりました(苦笑)。

そしてもうひとつ、クラッチケーブルの交換です。
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申し訳ないことに、ほとんど写真が無いのですが、、、、
そりゃもう、二度とやりたくない!!と思う作業。

先にも書いたように、基本的に組み立ての効率のみを考えたような設計なので、ほとんどの部品がいわゆる「行って来い」状態なんです。
このクラッチケーブルのクラッチペダル側の取付パーツもプラスチック製のパチッと填るタイプ。
取付時には楽ちんですが、外すのは至難の業!と言うか、基本的に壊してしまえば良いということなんですけど、僕みたいなびびり&構造がよくわかっていないと、そこに行き着くまでが大変。

室内のペダル付近はアクロバッティブな姿勢を強いられるし、内装もやっかいな状態で邪魔をするしで、本当に泣ける作業!ディーラーのメカさんが「これだけの作業はやりたくない」と言われるのがよく分かりましたよ。

やることは単純です。
取り外す手順は、まず内装材をはがします。ヘンテコな取付ネジとか、ゴム製のカバーとかありますが、とにかく外してケーブルの取付部分が見えてくるまで外します。
すると二股に分かれたプラスチック製の取付部品が出てくるので、それをラジオペンチなどでつまんで押し出せば、ケーブルは外れます。


唯一の写真ですが、こちらが取り付ける所。
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黒い円筒形のモノがゴム製のカバーで、その先にバルクヘッドに空けられた穴が見えます。

パイプ類の隙間を縫って取り付けなければならず、手も入らない作業で、、、
しかもこのまま押し込んでやればカチッと填るハズなんですが、この時も注意が必要で、ケーブルワイヤーの先端を先に通しておかないと、プラスチックの取付部分が縮まらなくて填りません。
手もほとんど入らないので、ミッションケース側でワイヤーを押し出してくれる人がいないと辛い作業ですね。

ここが填れば、後は簡単。
室内側に戻ってワイヤーの先端をペダルのパーツにはめて、内装材を戻して、クラッチレバー側につなげばOK。
クラッチの調整は、ペダル側のパーツが自動で合わせてくれます。

そんなこんなで、なんとか全部元に戻して完了〜
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まずは、運転席に座ってクラッチを踏むと、、、
感動的なくらい軽い!!
感じる踏力は、これまでの半分くらいでしょうか〜(^o^)
交換の甲斐有りです!!!

そして次に、ドキドキしながら念のためにクラッチを切った状態でエンジンを掛けて、ギヤを一速に入れてそっとクラッチをつなぐと、、、、無事に前進!
つながる感じも良い感じ〜

で、一安心してバックに入れてクラッチをつなぐと、、、、これまた前進!!
って、おかしいだろ〜(涙

わけが分からなかったんですが、どう考えてもミッションアームの取付部分しか思い当たるところが無いので、そこをいじってみると、、、無事解決!
一速から五速まで、そしてバックも無事に入るようになりました〜


とまあ、先の日記にも書いたんですけど、このミッション接続部分は、ただ「パイプ」と「芯棒」の刺さり幅と回転方向の位置合わせで、ミッションすべての動きをまかなってます。
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それなのに、こんな単純な取付部品で合いマークもピンも何も無いんです(涙)

単純極まりない構造は、秀逸と言えば秀逸ですが、セッティングは経験値がかなり物を言うレベル。
こんなのを見るたびに、流通量が少ないうえに面倒な構造と経験値が必要とされるフランス車は、やっぱり敬遠されるのも仕方ないし、逆にやってもらえるなら、割高の料金設定も致し方ないなと言うか、納得出来ますね。

と言うわけで、今回もいろいろありましたが、沢山勉強出来たし、クラッチも軽くなって大満足。
息子も整備というモノを経験出来たし、カングーに更なる愛着が湧いたようなので愛でたし愛でたし。

コカングーちゃんには、まだまだ元気に走ってもらいます♪

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前回までで、ようやくエンジンの方が組み上がったので、今度はブレーキ関係です。

実のところ、エンジンの部品だけで予算が無くなってしまったので〜今回ブレーキはまったく換えるつもりは無く、とりあえずブレーキフルードだけを交換しておこうと思ったんですが、、
師匠が一目見て、、、

「このディスク、終わってるよ」とのつぶやき。。。。

続きを読む

前回、無事にインテークを装着出来て、作業は折り返し地点を越えました。
今回は、クラッチ交換の様子です。

クラッチは特に滑ったりしてないし、この作業くらいは、たぶん載せたままでも交換出来ると思うけど、当然今回一緒にやってしまった方が楽ちんなので、新品に換えちゃいます。
もう8万キロも使ってるしね(汗


こちらが交換前、エンジンを降ろしたときの様子。
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クラッチカバー、クラッチディスクと順に外すとこんな感じです。
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クラッチカバーは、思ったよりも重いので、落とさないように気をつけた方が良いですよ。

ところでこの車、フライホイールも今時で、デュアルマスフライホイールというのが付いてます。
これはその名の通り、フライホイールが二枚一セット?みたいになってるそうで、その構造のお陰で低回転での振動などが抑えられているそうです。

まあ、個人的には振動なんて気にしないし、重くなるし、部品代も高くなって、
全然必要無いんだけど、特にディーゼルを高級車に、、、というアプローチでは、必要なパーツなんでしょうね。

で、新しい交換部品がこちら。
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有り難いことに、センター出しのパーツが付いています。
しかもプラスチック製!、、、スーパーセブン用のやつは、木だったから(苦笑)、今後ディスクだけとか社外品を使う時には重宝しますね。

新旧のクラッチディスクを比べると、その差は歴然。
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左側の光っている方が古いほうですけど、もうほとんど溝が無くなっていました。
8万キロを走破したクラッチとしては良い状態だし、構造的に言えば留めリベットの頭が削れるギリギリまで使えるけど、そこまでやってフライホイール側とかを傷つけちゃうと、高く付きますからね〜
換えて正解!ふ〜

この減った分は、、、というと、クラッチハウジング内にギュウギュウと〜
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かき集めると、ざくざく出てきました。(汗)。
これを綺麗に取り去るだけでも、精神的にもかなり良いです。

そして、ちょっと普通と違うのが、クラッチディスクにスプリングが付いてない。
普通のは、こんな感じにスプリングが付いてるのにね。
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その替わりか、クラッチカバーの方に小さいスプリングが
3つ付いてるんだけど、このセッティングで疑問発生。

新品部品の状態は、こんなんで、
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使用済みのでは、こんな風に延びています。
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で、ここのスプリングは、マニュアルを読むと「専用工具を使って、正確に圧縮して組め」みたいに書いてあるんですけど、どれくらいが正確ななのかがわからない、、、
マニュアルの絵をみるとこんなだけど、、、、、わからん。。。
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取り外したクラッチカバーを再利用するなら、当然「スプリングを圧縮する」作業は必要だけど、
新品の状態は、一応スプリングは圧縮してあるわけで、これ以上必要なのかどうなのか?


そこで整備のプロの方やブログ等で情報を収集してみたところ、、、
・国内外のブログとか見ると、新品の状態のまま組んでいる人が多い。
スプリングを目一杯縮めないで
組むと、クラッチの減りが早いよという話。
・逆にスプリングを出荷状態以上に縮めて組むと、クラッチが切れなくなったという話。
・純正品の新品なら、メーカーとして当然組める状態で出荷しているハズという話。
などなど。。。。

で、落ち着いたところは、 この車の実績。
僕のところに来てからはまったくお付き合いが無かったんですが、有り難いことにこの車のクラッチを前回交換した整備士の方にお話しが伺えまして、その時は「新品の状態」のままで組み付けたとのこと。
その交換時が約1万5千キロだったらしく、、ということは、その状態で8万キロ以上も保ったということなので、それで十分という結論に達し、冒険は避けて新品の状態で組みました。
皆さん、ご協力頂き有り難うございました!


そして装着。
気をつける点は、、、クラッチディスクの裏表を間違えないようにしましょう〜。
ウソみたいな話しですが、以前スーパーセブンのクラッチを交換したら、逆に付いてました!
そしてフライホイールのボルトと当たる部分が盛大に削れてて、、、
エンジン掛けた時には、相当大きな音がしたと思うんだけど、おおらかな外人さんだったんでしょうね(笑)

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クラッチカバーを留めるネジを指定トルクの1.2daNmで締めて、交換完了です。

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その後、ひ〜ひ〜言いながら、ミッションもドッキング完了〜
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これでエンジンを車に戻すまで、あと一歩です!

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