カテゴリ: エスパス タイプ1-1

世の中は、日に日に便利になっているんですね!
と、今頃ですがジャンプスターターモバイルバッテリーというものを購入しました。

と言うのも、、実はエス子のバッテリーが弱ってしまって、ついに始動不可に、、
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そこで!と購入品は、これです
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同じような製品は山ほどあるんですが、、、
・まずは12Vのエンジンスターター
・そこそこ大きめの15000mAh 
・国産!
という理由で選んで、およそ7,000円。

接続用のケーブルも沢山!しっかりしたケースもついています。
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今時らしく、当然スマホなどの充電バッテリーにも使えるぞ!
と言う言い訳が、カミさんの財布の紐を緩めました(^^;

そして早速、エス子へ接続し、始動!
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もうすっかりキャブからガソリンが抜け落ちて、さらにクソ寒い日だったけど、長めのクランキングと何度かのチャレンジで、無事にエンジン始動しました!


ん〜、久々の日光浴です(^^;
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エス子は、キャブからのガソリン漏れなど多少の問題はあるんですけど、基本的に機関はOK。
ミッションもブレーキも大丈夫そうでした。
とにかく問題は内装、、、、
娘の大学が決まったら考えることにしますw

ということで、ジャンプスターターモバイルバッテリー!旧車乗りにとっても、凄く便利なものですよ!
家族でのお出かけ時に、スマホ用のバッテリーとしても使えますし(^^
ぜひ一つ車に積んでおくことをお勧めします〜

もう半年以上も前の話になってしまいますが、、、
なんとエスパス1-2の売り物、しかも相当良い状態の個体が売りに出されてたので、仕事と称して見に行ってきました。

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ベントレーやスコーピオンなど、ある意味エスパスに通じる車達に囲まれて鎮座するエスパス。
外装は再塗装されたようで、ピカピカです。
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もともと走行距離も少なく、ほとんど倉庫内で眠っていたようなので塗装していないところも良い状態。
これだけでも250万円というプライスに納得してしまう自分、、w

そして驚くべきは、内容の良さ!
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しょぼい写真ですみませんが、シートはもちろん天井やドア内張りもオリジナルのまま綺麗な状態を保っていて、お化け屋敷みたいなエス子とは雲泥の差。。。
まあ、精一杯自己防衛をするなら、グレードの差からシート形状はうちの子の方が良いです!けど、使えないとねw

エンジンルームでは、バルグヘッドの防音材が生き残ってる、、、
これは単なるスポンジなので、単なるスポンジが30年経ってもそこにあること自体、嘘みたいです。
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試乗していないので、機関に関しては実証できませんが、とりあえず京都から東京までは快適に走ってきたというお話なので、特に大きな問題は無いのでしょう。
もちろん変な改造はされて無い、オリジナル状態です。

この個体は二ヶ月くらい掲載されて、最終的には「価格応談」となり、新しいオーナーの元に嫁いで行ったようです。
もちろん個人的には300万円も使えるならエス子をピカピカに直しますが、少々心動かされてしまったのは事実です(^^;

以上、後ろ髪引かれまくりましたが、またいつかどこかで会えるのを楽しみにしています!
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散々悩んで、結果は一時抹消、、、、とりあえず休眠となりました。
雨ざらしでは、ご老体によくないので(^^;、倉庫の一番奥に鎮座〜
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まずは、キャブと水回り。
その次に足回り。
で、窓がきちんと開け閉め出来るようになれば、使用可能レベル。
その後は、出来る限り内装を直して、最後に外装ですかね。
とは言え、内装外装どちらを直すにしても、ガラスを外さないと出来ない部分があるので、やるとなったら、せ〜の!ですけど、そこまでのハードルは高いな〜

でも、来年はエスパス生誕30周年!なので、その時にはミーティングを開催して、この子で参加したいと思ってます。
どうか永い目で見守ってやってくださいm(_ _)m

エンジン本体は基本出来たので、次は周辺。

で、まず問題なのが、エアフィルターのホース。。。
経年劣化で、こんなになってしまってまして、フィルターを付けてる意味がないです(笑)DSC_0128

しかも、なんと!!欠品。。。
タイプ1-1のネオクラシック入りが現実味を帯びてきました。
本当は、今、集められるだけのパーツを集めて、フルレストアすべきなんでしょうけど、、、
振る袖がないです(号泣

なので、またまたDIYで切り抜けます(苦笑)

この部品はもう使えないので、ここを切り取って、、、
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得意の蛇腹にセット!
クリアランスは、完璧です(笑)
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ところが、あまりに道中が短すぎて、蛇腹でも吸収出来ず、すぐに穴が、、、
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本当はオリジナルで行きたかったんですが、仕方なくKHSのエアフローをごそごそと探し出して、
固定用ステーとかを取り付けて、
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装着!!オリジナル度は落ちたけど、いじってあるっぽい感じにはなりました(笑)
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でも、装着後にHKSの説明書を読んでみたら、「エアフィルターは、3、4ヶ月毎に交換」とか、、
月約1,000円の出費、、、、早くオリジナルに戻さないと(^^;

そう言えば、今回の修理を行うのに、まずはこれだけの部品を買ったんですが、、
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この中の、とっても大事な部品、タイミングベルト・テンショナーが違ってました(涙
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左が付いていた古いもので、右が今回送られてきた純正品。
プーリーの直径も違うし、テンションを掛ける凸部も無い!これじゃあ、使えない。。。。

もちろん純正の部品番号で頼んだんですよ。
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この通り、箱には「77 00 692 315」の代わりの「77 00 871 168」ですよと書いてあって、仕入れ業者に問い合わせても同じ回答。。
これってメーカーの在庫管理のミスだと思うけど、だとしたら、今後ずっと同じかもしれない(涙
タイプ1の部品は、ついにクラシックカー並の扱いになってきてしまったので、、、

で、仕方なくebayで別途購入して無事交換出来たけど、 いたい出費でした〜

さて、作業の方は、 今回のもうひとつのメイン、キャブのOHです。
先のブログに書いたように、本来であれば、こちらもebayで買った新品!に交換する予定だったんですが〜、、、届いてみて、初めて詳細な違いに気付いて愕然、奈落の底に落ちかけたんですが、そういう時に頭はフル回転するんですね!

よくよく考えてみれば、OHキットだって、完全に一緒でなくても流用出来るかも?と言うことにやっと気付いて、運良く欲しい部品が入っているOHキットを発見!
エスパスに付いているキャブレターの製品番号は、「32DARA」なんですが、今回購入したのは「32 DIR」という形式のもの。
これは5とかに使われているのか、今でも比較的多く出回っているので、ebayでさっそくゲットして、作業開始。

左下に写っているのがOHキット
です
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と、先にバラした写真を載せてしまったんですが、今回の目的は、シャフト部分からの漏れ止め。
両側共に、こんなになってます。
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で、このシャフト部分。
ロータスなどのスポーツカーで有名なサイドドラフトのDCOEなんかは、軸受けにベアリングなぞを使ったりするんですが、エスパスのタイプは、こんな
チープな部品。
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これが2本の軸で3つ(一箇所は、嵌め殺し)、こんな形でキットに入ってます。 
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そう!ただのプラ板みたいなもん(笑)
これをクルクル〜っと軸に巻いて、DSC_0283
スポッと入れると、シールっぽくなる!という代物で、、、
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その上からこのプラスチック製の輪っかを取り付けるんですけど、
これって、普通に漏れるわな(汗DSC_0286
 
なんて言っていても仕方ないので、とにかく復元です。
これがフロート面の新しいガスケットでDSC_0288

ここが加速ポンプ部です。
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こちらがストレーナー。
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この部品は、高速側ポンプのダイヤフラムです。
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ちょっと形状が違うけど、全然大丈夫。問題無く動きます。

で、なんとか組み上がりました。 
今回は、バラした時に「メタルクリーン」を使って、さらに金ブラシでゴシゴシ磨いたので、見た目も結構綺麗になって、なかなか満足です。
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問題のシャフト部分も、当たり前だけど今は綺麗!(笑)
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新品と比べると、、、ですけど(苦笑)
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これできっと、しばらくは良い子で動いてくれると思います!
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