2011年08月

名駅は名鉄百貨店で行われている「大トリックアート展」に、娘と甥っ子のお姉さんと一緒に行ってきました

元々こういうイベントにはあまり興味が無いし、話題にはなってるけど、 百貨店だし、、、
と思いながら行ってみたんですけど、結果は、思ったよりもずっと良かったです!!

 こんな感じで、、、
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参加型の展示。

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描いてある絵だけみてると何てこと無いのに、写真で取ると、、って、すごく新鮮な感じです。
ただ、、白状すると、僕がカメラを忘れてしまったので、お姉ちゃんの携帯でフォローしてもらいました。
Y姉、ありがとう!!


で、こういう構図としての錯覚も面白いんだけど、もっと動的に、、、ってうまく言えないんですが、ぐるぐる回る渦巻きを見た後に絵を見ると〜みたいな、その場でしか体験出来ないこともあって、なかなか盛り沢山。
行ってみる価値、十分ありますよ〜

侮る無かれ、名鉄百貨店です 


ただ、、、気付けば、もう明日まで!!
興味のある人は、ぜひ見てきてください。

で、出来れば事前にチケットを購入していった方が良いです。
チケット持ってる人と現地で購入する人とでは、入り口も違ってて、並ぶ数も随分違いますから!

そしてもうひとつ、朝一が絶対に良いです。
お昼頃には、7階展示場から1階まで行列が出来る日もあるとか、、(汗
せっかくの夏休み、遅くまで寝ていたいところだけど、頑張ってみる価値ありです。

夏休み最後の行楽として、行ってみても損はないですよ〜

オーバーホール日記はまだまだ続きますが、今日はちょっと脱線。

友達からドアの内張の外し方を聞かれたので、ここで紹介しますね。

…よくよく考えてみれば、タイプ4の記事ならタイプ1-1よりも役に立つかな?と思ってオーバーホール日記を書き始めたけど、実際にディーゼル・ターボ搭載のタイプ4なんて国内に何台あるんだろう??

それよりも、こういう共通部分の方が役に立つかもしれませんね〜


で、今回は前席右側のドア内張を外します。
うちのタイプ4は右ハンドルなので、運転席側ということになります。
他のドアを開けたことはまだ無いけど、たぶん似たような構造だと思います。


では、まず最初にやるのは、ドアミラー付け根のカバーを外します。
写真のように押さえながら、上にスライドさせると外れます。
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 中の凹凸形状によって、上&手前に移動してくる感じですね。

次は、ドアオープナーのところのネジを外します。
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ここは、メクラカバーがしてあるので、細いマイナスドライバー、もしくはケガキのようなもので手前に開けます。
その中にあるのは、T-30サイズのトルクス(ヘックス)ネジ。 
ちょっと珍しいけど、ヨーロッパ車をいじるなら必須の工具となりつつあると思います。


その次は、ウィンドウスイッチパネルを外します。

ウィンドウスイッチパネルは、両側に6箇所のツメ、そして凹んでいる部分の底に大きなツメで留まっています。

そこでまずは、マイナスドライバーやリムーバー(内装剥がしツール)で側面のツメを押して浮かせます。
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その後、力任せに上に引き抜くんですが、、、この底部の凸部が折れやすいので気をつけて下さい。
残念ながらうちの子は、引き継いだ時点で折れていたので、ドアを閉めるときにスポッと抜けてしまったりします。。。
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新品にしようかとも思ったんですけど、そこそこの値段がしたので、今はネジで留めちゃってます(苦笑)。


で、 ウィンドウスイッチパネルが外せると、その中にこんなパーツが見えるので、
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 画面下の方向に引っ張って下さい。これもストッパーになっています。

そして下の方へ移動して、ここのネジを二つ外します。
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ここは、T-20の
トルクスネジ。

これだけ外せば、あとはプラスチッククリップで留まっているだけなので、内張剥がし等をドアと内張の間に入れながら、慎重に外していきます。

クリップの位置は、ここ。 
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上には一つもなく、横に3つずつ、下に2つです。

これだけ外すと、留めているものは無くなって、あとは窓のゴムモールに引っかかっているだけの状態になるので、少し上に持ち上げながら手前に引けば内張は外せます。

ただ、この時点でもまだつながっているのが、ドアオープナーのワイヤー(黄色のイメージ)です。
この赤い部分に繋がっているのですが、、、、
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 珍しく?親切な設計になっていて、ワイヤーの納まっているカバーのツメをひとつ外すだけで簡単に外れます。
戻すときも、ワイヤーの頭を引っかけて、パチンと閉めるだけ。
ホント、珍しくご機嫌(笑)

あとは、エアコンスイッチとスピーカーの配線を外せばOKです。

とまあ、こんな感じで内張は外せます。
用意する工具は、20と30サイズのトルクスドライバーとリムーバー、小さなマイナスドライバーだけです。
気をつける点は、とにかくプラ部品は壊れやすいので、慎重に行うことでしょうか。
クリップは、少々欠けても問題無いと思いますけどね〜

そして戻すときに、きちっと窓のゴムモールに引っかけることを忘れないことです。
ここがしっかりはまっていないと、上にネジ等が無いために内張がグラグラしちゃいますよ。



ちなみに、僕がこの作業をやった理由は、、、
8年の歳月の結果、こんなに肘掛け部分が汚くなっていたので〜
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 洗って綺麗にしました!
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些細なことだけど、綺麗ってそれだけで嬉しいもんです。
あ、もちろんスピーカーとかは濡らしていませんからね〜 

今日は、岡崎では珍しく激しい雨が降りました。
雷も鳴って、少しドキドキワクワク(笑)。こういう天気って、少し好きです。

で、タイプ4の作業記録の続きです。
今回は、細かい作業をボチボチと、、、

まずは、オイルパンの取付です。
新しいガスケットに交換。
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ドレンのパッキンも当然換えます。
と言うか、この車のドレンパッキンは金属製の、しかもソリッドじゃなくて筒状のドーナツ型です。
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このタイプは、締め付けるときにつぶれることで役目を果たすので、毎回交換が必須なんです。
熱が入る部分だから金属製ってのは分かるけど、なぜにこんな面倒なの?
安い物とは言え、、、高級車って面倒ですね〜 


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手前のチェーンでオイルポンプを回してて、円盤形状に長穴の開いたのがストレーナーです。
このチェーンがたるたるだったので張り直したい、、、と思ったんですが、残念ながらここには調整機能がありませんでした。

その向こうの黒いのは、バランサーみたいですね。 

 で、この写真だとよく分かるように、手前タイミングベルト側が別体の大きなカバーになっていて、オイルパン取り付け面にブロックとの境界が出来てしまっているので、取付の際には、ここにブラックシールを塗っておく必要があります。


取り付け作業は、本来ならエンジンスタンド上でくるっと上向きにして取り付けるんですが、今回は長いボルトを使いすぎて回せず、、、、
下向きのまま、ガバッと取り付けましたんですが、ボルト数が多くて、手が〜、、、歳だの〜

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それにしても、こんな風にシール面に境界が出来てしまうってのは、あまり褒められた設計ではないと思うんですが、残念ながらこっちも同じことになってます。

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この丸いところは、ブレーキサーボの吸引ポンプが着くところですが、完全に上下に分かれていて、しっかりと境界線が出てしまっています。
場所としては、オイルの回ってくる量は少ないんですが、どこも同じくらい圧が掛かってるので、ここから漏れても不思議じゃないですよね。

吸引ポンプの方は、こんな形状で、円盤の凸凹がかみ合って回転します。
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それから、先の写真の左に見えるのが、サーモスタッドの取り付け部。
ここから熱くなった冷却液がラジエターに送り出されます。

サーモスタッドもこの際だから交換。
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回りの配管、、、恐怖のプラスチック部品だけど、かなり頑丈に作ってあるので、多少安心かな(苦笑)
でも、サーモスタッドが組み込んであるので、部品としては割高。
タイプ1のように、ケースと中身が別々なら、汎用品とかも使えるのにね〜

この反対側に付くセンサー部分から、冷却液が漏れていたようなので、センサーのOリングも交換。
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ちなみに、このOリングはガスケットセットに入っていなかったので、別途注文。
こういう時に海外調達って時間が掛かるから面倒ですな。。


吸引ポンプの境界線にブラックシールを塗って取り付けます。
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ちなみにこのブレーキサーボの吸引ポンプですが、タイプ1-1だとインテークマニホールドの途中からパイプで繋がっているだけ、、、
まあ、こっちの方が断然安定するし、吸引力も強いのは間違い無いんだけど、こういうパーツひとつひとつが重なって、1.7tもの車重になってしまうんですよね〜。

タイプ1-1は、1.2t!タイプ3でも1.5tに納まっていたのにな、、、ライトウェイト好きな僕には、ちょっと残念なところです。。。

今日は、涼しいですね。
太陽の光って、本当に凄いな〜


で、タイプ4の作業記録の続きです。

前回、ウォーターホース交換時に外すハメになったターボとエキマニをちゃちゃっと戻す、、、つもりだったのに、ここにもネタがありました(笑)。

この写真の通り、エグゾースト以降をまとめて取り外したので、当然そのまま戻そうとしたのですが、、、
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写真中央付近にあるオイルラインのパイプが、なんとこんな風にウォーターホースの裏側を通っていた、、、

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外すときは、エグゾースト一式とパイプを一緒に外したから、特に気付かず、、、

もう一度
ウォーターホースを外して、、、とも思ったけど、一度填めたOリングは再使用したくないし、思い返してみれば、ターボの付いた状態で中央のボルトをはめるのも大変だったし、、、ということで、エグゾースト側をばらして付けることにしました。

まずは、オイルラインのOリング等を交換。
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そしてエキマニとターボをバラしてみると、、、なんとそこにあるべきガスケットがねぇ。。。
なぜに???

そしてしっかりと排気漏れの跡が〜
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ここまで行った作業の感じだと、まだ一度もこの辺には手が入った形跡がないんだけど、、、
まさか組み付け時に忘れたとか、、、まさかのまさかの部品設定そのものが無いとか!
う〜ん、、ナゾです。

でも、パーツリストを見るとちゃんとあるから、きっと誰かが外した時に「あ〜、面倒だな〜。大丈夫だろ〜」って感じでしょうかね〜。。。

と言うのも、残念なことにここのガスケットは、OH用のガスケットセットに入っていないんですよ。
だから、僕によく似た思考パターンのやつが、、、(汗

でも今回は、ちゃんと取り寄せて、きちんと組み付けましたョ。
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エキマニのガスケットも新品に。
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で、やっと元通りです。
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組み上がってしまえば、非常にコンパクトで良いんですけど、、、知恵の輪構造ですな〜

まだまだ続きます! 

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